■武道部歌

1 臥竜蛟蛇の 夢破れ  黒雲天に みなぎりぬ
巍峨天をつく 鳥海山  巨とう逆巻く 日本海
意気打ち添ふる 横高の  健児の前に 敵やある
2 武道に練る 正大の気  四囲八紘を 併呑す
鉄腕一たび 動きなば  それ六合に 振ひつつ
奥羽の天の 唯中に  横高健児の 名も高し

■柔道部歌

1 常緑に青き 御嶽の  山下風に さらされて
朝夕に 鍛えたる  我が部の備え 今成りぬ
2 桜花咲く 敷島の  大和の国に 生まれきて
若き血潮を うけし身に  修め尽くせり 武士の道
3 青き畳を 血に染めて  錬りにし業を 目のあたり
世に現わさん 秋は今  ああ、腕は鳴り 肉躍る
4 強きを頼みて くる敵も  地の利に固く 拠る仇も
などか恐れん 彼等には  鎧の袖に 振れんのみ
5 美入野原頭 空こめて  血涙の歌の 響く時
栄冠永久に 我にあり  栄冠永久に 我にあり

■競技部歌

1 緑雲渦き装える 美入野  ひらめくレッド 我等が旗よ
鍛えに鍛えし 我等が腕  見するは今日ぞ いざ振え
2 紅蓮の血潮に みなぎる健児  誉ある 我等が選手
振えよ勝てよ 我等が為に  見よやその 雄々しき姿

■野球部歌

1 美入野丘に 日は輝きて  吾が野球部の 意気上り
鍛えに鍛えし 吾等が腕  見するは今日ぞ いざ振へ
雄々しき見よや その姿  振えよ勝てよ 吾が選手
正義の御旗 いざひるがえし  吾等が選手の功
2 秀麗の気を 大地に受けて  降魔の剣 我にぎる
雲霞の敵も 何処にあらん  振えよ吾が 鉄腕
戦いは 刻進む  いざいざ進め 吾が選手
正義の御旗 いざひるがえし  吾等が選手の功

■庭球部歌

1 桜色どる 美入野の 霞の幕の 絶え間より
仰ぐは 秀峰御嶽山 聳えて高し 幾千古
2 夕陽西に 傾きて 玉露千草に 宿る時
一線淡し 旭川 流れて遠し 幾千里
3 我が美入野の 健男児 山の霊気を 胆に受け
水の精気を 情にとる 何か恐れん 恐るべき
4 一吼百獣 現れ伏す 猛虎の如き わが選手
握りしめたる ラケットに 鳴るや熱球 コート上
5 戦はんかな 時機到る いで戦はん 鉾とりて
行く手を塞ぐ 者打たん 必勝固く 我は立つ