■校歌
作詞:土井晩翠 作曲:小松耕輔
1 | 鳥海御嶽の秀づる雄姿 |
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前後に仰がんわれらが校舎 |
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微塵を集めて虚空を凌ぐ | 自然の教えをたえずぞ受くる | |
2 | 金沢横手の名高き古跡 | 左と右とに控ふるところ | |
興ある歴史の具象をみつつ | ゆかしき故郷の昔を偲ぶ | ||
3 | 青春いさみのわがよの門出 | 剛健質朴理想となして | |
学びの窓より光の未来 | 心に画きてやまずにすすむ | ||
4 | 春秋二千の御国の光 | いよいよ増すべく勉めに勉め | |
ほまれを徽章の雲ゐにあげよ | 忘るな剛毅の東北健児 | ||
■団歌
1 | 乾坤振ふ その声は | 我ら自由の 叫びなり | |
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正義の光 いやまさり | 永久に響かん 愛の駒 | |
大空渡る黎光に | 雄々しき美入野の若人の | ||
立てる姿 君見ずや | |||
2 | 尊き理想の 基礎を | 築く真理の光をば | |
憧憬の眼に尋ねつつ | 踏みわけ登る 御嶽の日 | ||
大空渡る黎光に | 雄々しき美入野の若人の | ||
立てる姿 君見ずや | |||
3 | 濁流の世は 逆巻けど | 憂いの闇は深けれど | |
暁告げる 鐘の声 | いま人生の朝ぼらけ | ||
大空渡る黎光に | 雄々しき美入野の若人の | ||
立てる姿 君見ずや | |||
4 | 桜花一瞬 香に狂う | 千古の宴 短くて | |
しづ心なく 逝く春の | 不朽の理想を 身によろひ | ||
たたずむ友の 頬に映ゆ |
赫光鋭く胸打ちて |
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理想の歌は ほとばしる |